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株式会社ハンプティーダンプティ―は、お客様や社会、社員など、当社とかかわるすべての人々と喜びを分かち合うことを目指し、経営理念に『人を育てる経営、喜びを分かち合える経営』を掲げています。

そのなかで、当社が果たすべき企業責任とは

  • 1.「安心して働ける環境」を確保していくこと
  • 2.社員の能力を活かすこと
だと考えています。 この経営理念のもと、当社では以下の様な取り組みを継続的に実施しています。
仕事と家庭の両立支援に向けた取り組み
当社では、「次世代育成支援対策推進法」に基づき、仕事と家庭の両立支援に貢献するべく以下の項目を策定し、積極的に取り組んでいます。

1.全体的な意識の向上に向けて

少子高齢化が急速に進む現代社会において、今までのルールに縛られるのではなく、年齢や性別を問わず、多様な生き方・働き方が出来る柔軟な組織風土や仕組みを整えてまいります。

2.仕事の効率化および組織の柔軟性の促進

従来の仕事の進め方や役割分担を見直し、仕事の効率化や急な欠員に対する組織の柔軟性を高め、育児休業や短時間勤務を利用できる環境の制度を整えてまいります。

3.優秀な人材の確保・定着に向けて

個々のライフスタイル(妊娠・出産等)に合わせての継続雇用や、育児介護等を理由に一度退職した社員の職場復帰を支援するカムバック制度などで、両立支援を進めると同時に、経験ある優秀な人材の確保と定着を目指してまいります。

取り組みの結果として、以下の指定・認定を取得しています。

平成20年7月:厚生労働省所管の財団法人21世紀職業財団より『職場風土改革促進事業実施事業主』の指定

平成25年8月:厚生労働省より『従業員の子育てサポート企業(くるみんマーク)』の認定
≪くるみんマークの主な認定基準≫
  • 次世代法に基づく一般事業主行動計画を策定し、目標を達成した
  • 計画期間内に、男性の育児休業取得者が1名以上いる
  • 計画期間内の、女性の育児休業取得率が70%以上である
  • 小学校就学の始期まで利用可能な短時間勤務制度等がある
  • 所定外労働の削減や、年次有給休暇の促進に取り組んでいる

結婚・出産などを越えての継続雇用や、家庭と仕事の両立、充実して従業員が働く環境を目指して積極的に取り組み、2009年から現在(2013年8月)まで、19人が産休・育児休業を取得し、復帰しています。

仕事と家庭の両立支援を進めることは、企業にとっても、それを利用する社員にとってもプラスである必要があります。 制度は従業員のためのものであり、ただ作っただけで満足することなく、制度をより利用しやすい環境を実現する企業風土を確立していきます。
障がい者雇用の確立に向けた取り組み
当社では障がい者雇用にも積極的に取り組んでいます。 現在、グループ会社である株式会社リコレクトの製造事業部にて、クッキーの製造に携っています。 2012年12月21日、株式会社リコレクトは厚生労働省に当社の特例子会社として認定されました。

1.全体的な意識の向上に向けて

障がい者雇用に対し未だ課題の多い現代社会の中で、特別視をするのではなく、枠にとらわれず、共に学びあい成長し合う経営理念の実現が出来るような組織風土を整えてまいります。

2.誰もが働き甲斐の持てる職場に

現在、クッキーの製造に関わる業務に従事してもらっています。 彼らは、世界にひとつしかないものを作成しているということに誇りを持っています。 販売の現場にも足を運ぶことで実際に自分たちの作成したものが購入されていく喜びを更にやりがいに繋げていけたらと考えています。

3.誰もが挑戦し成長できる職場に

当社では、社員に“失敗を恐れずに挑戦すること”を伝えています。 障がいを持っていることでハンディーキャップになるのではなく、個人の長所を最大限に活かせる場所を作っていきたいと考えます。 クッキー製造以外にも“挑戦する”を実現できる機会や場所を共に考えて参ります。

障がい者雇用を積極的に取り組むようになり、気づかされたことや新たな取り組みもたくさんあります。 ただ、企業に課せられた責任というだけではなく、雇用に前向きに取り組むことで、社会での課題を改善していくための先駆けとなれればと考えます。 各人が仕事に夢を持てるようになり、やりがいの持てる職場環境を彼らと一緒に作り上げていきたいという熱い想いがあります。

今後とも当社では、「ハンプティーダンプティーらしく」社員と共に制度を作成し、その後も継続的な見直しを行い、よりよいものへと進化させていきます。 充実した職場環境を整えることで、社員がよりよい仕事を行うことが出来、やがてはお客様とも「喜びの分かち合い」となり、当社の経営理念の実現に繋がるものだと考えています。